炎の写真展

日本燃焼学会 2006年『美しい炎』の写真展最優秀作品賞


NSYMPO MARK

「エンジン内の幻想的な火炎伝播」
冨田 栄二1・深谷 信彦1・河原 伸幸1・丸山 慶士1・薦田 哲男2
1 岡山大学大学院自然科学研究科
2 三井造船機械システム事業本部

作品の解説
 可視化用単気筒エンジンの吸気管からバイオマスガスを吸入させ,圧縮上死点直前で軽油を少量だけ噴射したときの火炎伝播を,ピストンのサファイア窓から高速度カラービデオカメラで直接撮影した.エンジンのシリンダ内径は96mm,回転数は毎分1000回転,軽油噴射圧力は40MPa,撮影間隔は250μs.
 噴射された軽油による自着火炎を核にして,バイオマスガスと空気の予混合気中を火炎が伝播する.バイオマスガスには一酸化炭素が含まれているので,火炎は青白く映り,軽油液滴の燃焼による白い光とともに幻想的な世界を醸し出している.